明日あしたお城攻めるってよ!

100名城スタンプと御城印集め目線でお城を紹介

【続日本100名城スタンプ】167 新宮城

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熊野川の河口を見下ろす丘の上、新宮城しんぐうじょう(別名:丹鶴城たんかくじょう)に行ってきました。天守も櫓もなく、残っているのは石垣だけ。……と聞くと「なんだ、何もないのか」と思いますよね?(笑)

ところがこの石垣が、とにかく高い。しかも上には柵がほとんどない。観光客を甘やかさない、なかなか骨のあるお城です。

今回のルート

今回のスタートは、友人と合流した愛知県のJR一宮駅。片道3時間強……とにかく遠い! 紀伊半島の南端は、愛知からでも気軽には来られません(笑)

  • JR一宮駅 →(一般道)→ 弥富IC
  • 弥富IC →(高速)→ 熊野大泊IC
  • 熊野大泊IC →(国道42号 → 国道311号 → 県道40号)→ 赤木城(続日本100名城 155)
  • 赤木城 →(県道 紀宝川瀬線)→ 新宮城

この日は2城だけでしたが、移動時間を考えると、これで精いっぱいでした。

城の基本データ

所在地和歌山県新宮市新宮7691-1(丹鶴城公園)
城の種類平山城
築城者浅野忠吉(慶長6年=1601年)
主な城主水野家(初代 重仲から10代)
時代江戸時代初期
スタンプ新宮市立歴史民俗資料館(受付横。入館料なしで押せる)
御城印阿須賀神社の授与所/300円(税込)
所要時間駐車場から本丸まで10〜15分、全体で30〜45分
駐車場資料館・神社:阿須賀神社の駐車場/城跡:公園の坂を登った先に約10台
売店・トイレ売店なし/トイレは資料館の脇と公園内

まずは資料館でスタンプと御城印を

スタンプは城跡ではなく、少し離れた新宮市立歴史民俗資料館にあります。受付横の机に置いてあって、スタンプだけなら入館料なしで押せます。

新宮市立歴史民俗資料館
新宮市立歴史民俗資料館
スタンプは受付横の机に
スタンプは受付横の机に

御城印は、資料館のすぐ隣の阿須賀神社で300円。車は神社の駐車場に停めれば、スタンプも御城印も一気に片づきます。

御城印は阿須賀神社の授与所で
御城印は阿須賀神社の授与所で

時間に余裕があれば、資料館の中にも入ってみるのがおすすめ(大人220円)。新宮城のことはもちろん、この地方の歴史もひと通りわかります。予習してから城跡を歩くと、ただの石の壁が「おおっ」に変わりますよ。

アクセスと道中

城跡は「丹鶴城公園」としてきれいに整備されています。入口の看板には城の説明と公園の案内図があるので、まずはここで全体をチェック。

丹鶴城公園の入口の看板
丹鶴城公園の入口の看板

石畳の坂道を上がっていった先に、10台ほど停められる駐車場があります。空いていればここに停めるのがベストです。

入口からの石畳の坂道
入口からの石畳の坂道
坂の上の駐車場(約10台)
坂の上の駐車場(約10台)

見どころ

とにかく高い石垣

石段を登り始めた瞬間から、両側に石垣がドーン。建物はなくても、この石垣だけで十分におなかいっぱいになれます。

石段と石垣
石段と石垣
見上げるほどの高石垣
見上げるほどの高石垣
石碑の立つ高石垣
石碑の立つ高石垣

上から覗く虎口跡

途中には、石垣で四角く囲まれた虎口こぐち(城の出入口)の跡も。この先は通行止めで、上から覗くだけですが、「ここで敵を待ち構えたのか」と想像するだけでワクワクします。

虎口跡(上から覗くのみ)
虎口跡(上から覗くのみ)

本丸からの絶景

そして本丸からの眺めが、この城いちばんのごほうび。熊野川と赤・白の橋、町並み、その先には海。昔は「沖見城おきみじょう」とも呼ばれていたそうで、そりゃこの景色ならそう呼びたくなります。

熊野川と橋、町並みを一望
熊野川と橋、町並みを一望

豆知識

新宮城を治めた水野家、実は捕鯨と深い関わりがありました。城の敷地を商いの拠点にして、鯨油げいゆ(鯨の油。昔の灯りの燃料)を、川と海を通って江戸まで運んでいたそうです。お城でクジラの商売……なかなかの商売上手ですね(笑)

この話は資料館で詳しく聞けたので、気になる方はぜひ。

スタンプ押印レポ

14時ごろ、資料館で押印。受付横に「ご自由に押印ください」とあるので、気軽に押せます。

続日本100名城スタンプ(167 新宮城)
続日本100名城スタンプ(167 新宮城)
新宮城の御城印(300円)
新宮城の御城印(300円)

周辺の補足

  • 石垣の上は柵がほとんどありません。小さなお子さん連れは、しっかり手をつないでください
  • 公園として整備されているので、散歩感覚でも十分楽しめます
公園として整備された登城路
公園として整備された登城路

まとめ

「石垣しかない城」と油断して行くと、いい意味で裏切られます。高石垣の迫力と、熊野川と海の絶景。歴史好きはもちろん、ちょっとした観光でも楽しめるお城です。

ただし足元だけは、くれぐれもお気をつけて。