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日本100名城・続日本100名城のスタンプと御城印集め目線でお城を紹介

【続日本100名城スタンプ】173 新高山城

執筆者:

中井さん

カテゴリ:

「新高山城にいたかやまじょう」と書いて「にいたかやまじょう」。広島県三原市にある、小早川隆景こばやかわたかかげが築いた山城です。

……と言いつつ、今回は城跡には登っていません。次の予定があったので、スタンプだけ押して帰ってきました。登城路の様子は書けませんが、そのぶん「スタンプはどこで押せるのか」「御城印はどこで買うのが便利か」「電車で行くときに気をつけること」をまとめました。これから新高山城に行く方の参考になればうれしいです。

今回のルート

訪問は2026年10月中旬の日曜日(休日)、旅の1日目です。車は使わず、電車と徒歩だけの「押印旅」です。

  1. 福山から尾道へ。尾道でお昼に尾道ラーメン
  2. JR山陽本線で本郷駅へ
  3. 本郷駅から徒歩約10分で、本郷生涯学習センターへ。スタンプを押印
  4. 本郷駅からJR山陽本線で尾道に戻る

御城印は、後日に三原城を訪れたとき、JR三原駅の三原観光協会で購入しました。

城の基本データ

所在地広島県三原市本郷町本郷
城の種類山城
築城者小早川隆景(天文21年=1552年)
主な城主小早川氏
時代戦国時代
文化財国指定史跡(小早川氏城跡)
スタンプ本郷生涯学習センター 1階(休日も押印できました) 📍Googleマップで開く
本郷町観光協会(平日午前のみ) 📍Googleマップで開く
御城印本郷町観光協会(平日午前のみ)/三原観光協会(JR三原駅) 📍Googleマップで開く
所要時間JR本郷駅から押印場所まで徒歩約10分(今回は城跡には行っていません)
駐車場今回は電車のため未確認
訪問日2026年10月中旬の日曜日(休日)

スタンプと御城印

スタンプ:休日なら本郷生涯学習センターへ

スタンプは2か所に置かれています。休日に行くなら、本郷生涯学習センター(1階)一択です。私が行った日曜日も開いていて、問題なく押せました。

  • 本郷生涯学習センター:休日も押印できました。ただし、荷物預かりと御城印の取り扱いはありません。大きな荷物は、JR本郷駅のコインロッカーを使うとよさそうです(三原市の案内より)
  • 本郷町観光協会:平日の午前だけの営業で、平日の午後と土日祝は休みです
新高山城のスタンプ
新高山城のスタンプ

御城印:三原観光協会で買うのが便利

新高山城の御城印は、本郷町観光協会と、JR三原駅の三原観光協会で買えます。本郷町観光協会は平日の午前しか開いていないので、休日や午後に行く方は三原観光協会がおすすめです。

三原観光協会では、三原城の御城印も買えて、三原城のスタンプも押せます。三原城とセットで回る方は、ここでまとめて済ませると楽です。私も後日、三原城に行ったときにここで買いました。

御城印は、赤い紙を使った切り絵のデザインで、期間限定ではなく通常の販売品でした。添えられていた説明カードによると、秋の新高山城の「釣井の段つるいのだん」(井戸の跡がある曲輪)のカエデと、沼田川ぬたがわの流れがモチーフだそうです。筆は池田香翠氏。

新高山城の御城印(切り絵)
新高山城の御城印(切り絵)

※営業日や休業日は変わることがあります。出かける前に、三原市の案内ページで確認してください。

アクセスと道中

JR本郷駅
JR本郷駅

本郷生涯学習センターは、JR本郷駅から歩いて10分ほど。線路沿いの歩道を歩いていけます。

JR本郷駅の駅舎
JR本郷駅の駅舎
線路沿いの歩道を歩いてセンターへ
線路沿いの歩道を歩いてセンターへ

電車で行く方が一番気をつけたいのは、帰りの電車の本数です。訪問時(2026年10月)、本郷駅の休日ダイヤは、10時台から16時台まで1時間に1本しかありませんでした。タイミングが悪いと、尾道・福山方面に戻るのにも時間がかかります。帰りの電車の時刻を先に調べてから、押印に向かうのがおすすめです。

見どころ

新高山城は、毛利元就の三男・小早川隆景が、天文21年(1552年)に本拠とした山城です。それまでの本拠だった高山城とは、沼田川をはさんだ向かい側。標高197.6mの山全体が城になっていて、川側は岩の崖という、守りの堅い城でした。

その後、隆景は海に近い三原城を築いて移ります。新高山城は廃城となり、石垣は三原城の築城に運ばれたと伝わります。今は高山城跡・三原城跡とあわせて、「小早川氏城跡」として国の史跡になっています(1957年指定)。

城跡の本丸や、御城印のモチーフにもなった釣井の段は、今回は見られていません。登城口から山頂までは歩いて30分ほどかかるそうなので、次回は時間に余裕をもって登りに来ます。

豆知識:あの「ニイタカヤマ」とは関係ある?

「新高山」と聞いて、「ニイタカヤマノボレ」を思い出した方もいるかもしれません。私も気になって調べてみました。

あの暗号に出てくる新高山は、台湾の最高峰・玉山(標高3,952m)のこと。日本の統治時代、富士山より高いことから「新高山」と呼ばれていました。1941年12月8日の太平洋戦争の開戦を命じた暗号電文に、その名前が使われています。

というわけで、三原の新高山城とはまったくの別物でした。名前が同じだけで、こちらは戦国時代に小早川隆景が築いた城です。

スタンプ押印レポ

本郷生涯学習センターは、本郷図書館も入った、きれいな建物でした。中に入ると、事務室の前にスタンプの台があります。新高山城跡や高山城跡、小早川隆景のパンフレットがずらりと並んでいて、ここが新高山城の玄関口なんだな、という感じです。

本郷生涯学習センターの入口
本郷生涯学習センターの入口
スタンプ台とパンフレット
スタンプ台とパンフレット

日曜日でも開いていたので、問題なく押印できました。休日も開けてくださっている職員の方々、ありがとうございます。

本当は城跡まで登りたかったのですが、この日は次の予定があったので、押印だけで駅に戻りました。

そして本郷駅で、休日ダイヤの「1時間に1本」に当たります。普段なら、電車を10分待つだけでも長く感じるのですが、1時間に1本だと逆にあきらめがつきました。周りに人もいなくて、静か。のんびりした空気の中で、急いでいる自分がバカバカしくなってきます。たまにはこういうのもいいですね。時間に追われる旅は、するもんじゃないなと思いました。

人のいない、静かな本郷駅のホーム
人のいない、静かな本郷駅のホーム

周辺の補足

  • 三原城(続日本100名城 172):JR三原駅のすぐそば。三原観光協会で、三原城のスタンプと、三原城・新高山城の御城印がそろいます。新高山城とセットで回るのがおすすめです
  • 尾道ラーメン(味麺):押印の前に、尾道駅前にある「味麺」さんで食べました。昔ながらの懐かしい感じがする醤油ベースのスープに、背脂が入っているのが特徴です。個人的には好きな味でした
尾道ラーメン(味麺)
尾道ラーメン(味麺)

まとめ

  • スタンプは本郷生涯学習センターで。休日も押印できた(本郷駅から徒歩約10分)
  • センターには荷物預かり・御城印はなし。荷物は本郷駅のコインロッカーへ
  • 御城印は、休日なら三原観光協会(JR三原駅)が便利。三原城とまとめて
  • 電車の方は、休日の日中は1時間に1本。帰りの時刻を先に確認

今回はスタンプだけの訪問になりましたが、次は城跡まで登って、釣井の段のカエデを見に行きたいと思います。新高山城、また来ます!