「新高山城」と書いて「にいたかやまじょう」。広島県三原市にある、小早川隆景が築いた山城です。
……と言いつつ、今回は城跡には登っていません。次の予定があったので、スタンプだけ押して帰ってきました。登城路の様子は書けませんが、そのぶん「スタンプはどこで押せるのか」「御城印はどこで買うのが便利か」「電車で行くときに気をつけること」をまとめました。これから新高山城に行く方の参考になればうれしいです。
今回のルート
訪問は2026年10月中旬の日曜日(休日)、旅の1日目です。車は使わず、電車と徒歩だけの「押印旅」です。
- 福山から尾道へ。尾道でお昼に尾道ラーメン
- JR山陽本線で本郷駅へ
- 本郷駅から徒歩約10分で、本郷生涯学習センターへ。スタンプを押印
- 本郷駅からJR山陽本線で尾道に戻る
御城印は、後日に三原城を訪れたとき、JR三原駅の三原観光協会で購入しました。
城の基本データ
| 所在地 | 広島県三原市本郷町本郷 |
|---|---|
| 城の種類 | 山城 |
| 築城者 | 小早川隆景(天文21年=1552年) |
| 主な城主 | 小早川氏 |
| 時代 | 戦国時代 |
| 文化財 | 国指定史跡(小早川氏城跡) |
| スタンプ | 本郷生涯学習センター 1階(休日も押印できました) 📍Googleマップで開く 本郷町観光協会(平日午前のみ) 📍Googleマップで開く |
| 御城印 | 本郷町観光協会(平日午前のみ)/三原観光協会(JR三原駅) 📍Googleマップで開く |
| 所要時間 | JR本郷駅から押印場所まで徒歩約10分(今回は城跡には行っていません) |
| 駐車場 | 今回は電車のため未確認 |
| 訪問日 | 2026年10月中旬の日曜日(休日) |
スタンプと御城印
スタンプ:休日なら本郷生涯学習センターへ
スタンプは2か所に置かれています。休日に行くなら、本郷生涯学習センター(1階)一択です。私が行った日曜日も開いていて、問題なく押せました。
- 本郷生涯学習センター:休日も押印できました。ただし、荷物預かりと御城印の取り扱いはありません。大きな荷物は、JR本郷駅のコインロッカーを使うとよさそうです(三原市の案内より)
- 本郷町観光協会:平日の午前だけの営業で、平日の午後と土日祝は休みです

御城印:三原観光協会で買うのが便利
新高山城の御城印は、本郷町観光協会と、JR三原駅の三原観光協会で買えます。本郷町観光協会は平日の午前しか開いていないので、休日や午後に行く方は三原観光協会がおすすめです。
三原観光協会では、三原城の御城印も買えて、三原城のスタンプも押せます。三原城とセットで回る方は、ここでまとめて済ませると楽です。私も後日、三原城に行ったときにここで買いました。
御城印は、赤い紙を使った切り絵のデザインで、期間限定ではなく通常の販売品でした。添えられていた説明カードによると、秋の新高山城の「釣井の段」(井戸の跡がある曲輪)のカエデと、沼田川の流れがモチーフだそうです。筆は池田香翠氏。

※営業日や休業日は変わることがあります。出かける前に、三原市の案内ページで確認してください。
アクセスと道中

本郷生涯学習センターは、JR本郷駅から歩いて10分ほど。線路沿いの歩道を歩いていけます。


電車で行く方が一番気をつけたいのは、帰りの電車の本数です。訪問時(2026年10月)、本郷駅の休日ダイヤは、10時台から16時台まで1時間に1本しかありませんでした。タイミングが悪いと、尾道・福山方面に戻るのにも時間がかかります。帰りの電車の時刻を先に調べてから、押印に向かうのがおすすめです。
見どころ
新高山城は、毛利元就の三男・小早川隆景が、天文21年(1552年)に本拠とした山城です。それまでの本拠だった高山城とは、沼田川をはさんだ向かい側。標高197.6mの山全体が城になっていて、川側は岩の崖という、守りの堅い城でした。
その後、隆景は海に近い三原城を築いて移ります。新高山城は廃城となり、石垣は三原城の築城に運ばれたと伝わります。今は高山城跡・三原城跡とあわせて、「小早川氏城跡」として国の史跡になっています(1957年指定)。
城跡の本丸や、御城印のモチーフにもなった釣井の段は、今回は見られていません。登城口から山頂までは歩いて30分ほどかかるそうなので、次回は時間に余裕をもって登りに来ます。
豆知識:あの「ニイタカヤマ」とは関係ある?
「新高山」と聞いて、「ニイタカヤマノボレ」を思い出した方もいるかもしれません。私も気になって調べてみました。
あの暗号に出てくる新高山は、台湾の最高峰・玉山(標高3,952m)のこと。日本の統治時代、富士山より高いことから「新高山」と呼ばれていました。1941年12月8日の太平洋戦争の開戦を命じた暗号電文に、その名前が使われています。
というわけで、三原の新高山城とはまったくの別物でした。名前が同じだけで、こちらは戦国時代に小早川隆景が築いた城です。
スタンプ押印レポ
本郷生涯学習センターは、本郷図書館も入った、きれいな建物でした。中に入ると、事務室の前にスタンプの台があります。新高山城跡や高山城跡、小早川隆景のパンフレットがずらりと並んでいて、ここが新高山城の玄関口なんだな、という感じです。


日曜日でも開いていたので、問題なく押印できました。休日も開けてくださっている職員の方々、ありがとうございます。
本当は城跡まで登りたかったのですが、この日は次の予定があったので、押印だけで駅に戻りました。
そして本郷駅で、休日ダイヤの「1時間に1本」に当たります。普段なら、電車を10分待つだけでも長く感じるのですが、1時間に1本だと逆にあきらめがつきました。周りに人もいなくて、静か。のんびりした空気の中で、急いでいる自分がバカバカしくなってきます。たまにはこういうのもいいですね。時間に追われる旅は、するもんじゃないなと思いました。

周辺の補足
- 三原城(続日本100名城 172):JR三原駅のすぐそば。三原観光協会で、三原城のスタンプと、三原城・新高山城の御城印がそろいます。新高山城とセットで回るのがおすすめです
- 尾道ラーメン(味麺):押印の前に、尾道駅前にある「味麺」さんで食べました。昔ながらの懐かしい感じがする醤油ベースのスープに、背脂が入っているのが特徴です。個人的には好きな味でした

まとめ
- スタンプは本郷生涯学習センターで。休日も押印できた(本郷駅から徒歩約10分)
- センターには荷物預かり・御城印はなし。荷物は本郷駅のコインロッカーへ
- 御城印は、休日なら三原観光協会(JR三原駅)が便利。三原城とまとめて
- 電車の方は、休日の日中は1時間に1本。帰りの時刻を先に確認
今回はスタンプだけの訪問になりましたが、次は城跡まで登って、釣井の段のカエデを見に行きたいと思います。新高山城、また来ます!
