明日あしたお城攻めるってよ!

日本100名城・続日本100名城のスタンプと御城印集め目線でお城を紹介

【城旅の寄り道】尾道・千光寺と猫の細道を歩く

執筆者:

中井さん

カテゴリ:

新高山城のスタンプを押したあと、まだ夕方まで時間がある! ということで、尾道の街を歩いてきました。今回は「城巡りの寄り道」の記録です。

舞台は千光寺せんこうじ山。ロープウェイで山の上まで運んでもらい、猫の細道を歩き、坂道をてくてく下りてきました。お城のスタンプ集めとは関係ありませんが、これもまた旅の楽しみです。

今回のルート

訪問は2026年10月中旬の日曜日(休日)。新高山城のスタンプ押印と同じ日の、旅の1日目です。

  1. 新高山城(本郷生涯学習センター)でスタンプを押印し、尾道へ戻る
  2. 午後3時すぎ、千光寺山ロープウェイで山の上へ(上りのみ)
  3. 千光寺や展望台を見て、猫の細道を歩く
  4. 徒歩で坂道を下りながら、天寧寺の三重塔や街並みを見る
  5. 商店街を歩いて、駅前のホテルへ

翌朝は早くからしまなみ海道のサイクリングなので、この日は尾道に泊まりました。

千光寺山ロープウェイで山の上へ

千光寺公園へは、山のふもとからロープウェイで上がるのが楽ちんです。乗り場の入口には観光案内の地図もありました。

千光寺山ロープウェイの乗り場入口
千光寺山ロープウェイの乗り場入口

料金は、2026年10月の訪問時で、大人片道500円でした(往復は700円)。今回は上りだけロープウェイに乗り、下りは歩きました。料金や運行時間は変わることがあるので、行く前に公式の案内を確認してください。

車内の窓からは、尾道の屋根が一面に広がります。山のふもとへ下るゴンドラともすれ違いました。

ロープウェイの車内から見た尾道の街並み
ロープウェイの車内から見た尾道の街並み
すれ違うゴンドラ(車内から)
すれ違うゴンドラ(車内から)
山頂駅から見える尾道水道
山頂駅から見える尾道水道

千光寺と山頂からの眺め

着いたのは、午後3時すぎ。夕方なのに、観光客がとても多いのが印象的でした。

山頂の展望台からは、尾道水道をはさんで、向かいの島まで見渡せます。川のように細い海を、船がゆっくり行き交っていました。

山頂の展望台から見た尾道水道
山頂の展望台から見た尾道水道
山頂の展望台から見た尾道の街と海
山頂の展望台から見た尾道の街と海

景色を眺めていたら、ひと休みしたくなって、山頂の売店で紅はるかのソフトクリームを食べました。のぼりには「期間限定」と書かれていました。

山頂の売店で食べた紅はるかのソフトクリーム
山頂の売店で食べた紅はるかのソフトクリーム

文学のこみち

千光寺公園には、「文学のこみち」という散策路があります。入口には、道の名前が彫られた大きな石があり、千光寺への案内も出ていました。

「文学のこみち」の石
「文学のこみち」の石

千光寺の境内

千光寺の拝観は無料です(2026年10月の訪問時)。境内では、「日本の音風景百選」に認定された鐘と、尾道の街が一緒に見えました。

千光寺の鐘と、尾道の眺め
千光寺の鐘と、尾道の眺め
千光寺の赤い展望所から見た尾道の街
千光寺の赤い展望所から見た尾道の街

境内には、大きな岩の間に鳥居とお地蔵さまが並ぶ場所もありました。岩場の「石鎚山鎖修行」の案内板には、登るには奉納料が必要で、大人は100円と書かれていました。今回は見るだけにしました。

岩の間に鳥居とお地蔵さまが並ぶ境内
岩の間に鳥居とお地蔵さまが並ぶ境内
石鎚山鎖修行の岩場
石鎚山鎖修行の岩場

猫の細道と、猫たち

千光寺から坂を下りる途中には、「猫の細道」と名前のついた道があります。噂には聞いていましたが、いろんなところに猫ちゃんがたくさんいて、みんな人に慣れている様子でした。もちろん猫の細道も歩きました。

猫たちはのんびり昼寝中。人慣れしているとはいえ、住んでいるのは猫たちの場所です。そっと見守るだけにしました。

高台から見えた三重塔と尾道の街並み
高台から見えた三重塔と尾道の街並み
板の上で目を閉じてくつろぐ猫
板の上で目を閉じてくつろぐ猫

天寧寺の三重塔

坂道を下りていくと、天寧寺てんねいじの三重塔に出ました。案内板によると、天寧寺は貞治6年(1367年)に、将軍の足利義詮によって創建されたお寺で、三重塔は嘉慶2年(1388年)に建てられています。三重塔は、江戸時代に傷んだために改修されたもので、はじめは五重塔だったそうです。国の重要文化財に指定されています。

天寧寺の三重塔
天寧寺の三重塔
天寧寺の三重塔の案内板
天寧寺の三重塔の案内板

(ちょっと脱線)廃校になった校舎を見て

少し脱線しますが、坂を下りながら、使われていない園舎の門を見かけました。パンダの絵が描かれた、かわいい門です。幼稚園か保育園だった建物だそうです。

千光寺から下りる道沿いで見かけた、使われていない園舎の門
千光寺から下りる道沿いで見かけた、使われていない園舎の門

そのすぐ近くに、土堂どうどう小学校の校舎もありました。土堂小学校は、2025年3月に閉校しました。124年の歴史があったそうです。学校の掲示板には「ありがとう土堂小学校」と書かれていました。

土堂小学校の校舎
土堂小学校の校舎

人口が減っている影響だそうです。山城めぐりをしていると、廃校になった小学校や中学校を見かけることが多く、そのたびに切ない気持ちになります。時代の流れで仕方のないことだと分かっていても、です。ここで、学校で過ごした大勢の人の時間があったのだと思うと、静かに手を合わせたくなりました。

商店街と、夕方の尾道

坂を下りきると、アーケードの商店街に出ます。外観だけ見て通りがかったお店を紹介します。

商店街の「尾道浪漫珈琲」(外観)
商店街の「尾道浪漫珈琲」(外観)
アーケードの商店街
アーケードの商店街
ゲストハウス「あなごのねどこ」(外観)
ゲストハウス「あなごのねどこ」(外観)

泊まったホテル

この日は、尾道駅の真向かいにあるグリーンヒルホテル尾道に泊まりました。接客がとても丁寧で、お部屋も素敵でした。

サイクリストにうれしいのが、自転車を持ち込めること。自転車を持ち込める部屋もあり、ロビーには立てかけて保管できる場所もあります。私は輪行で来たので、翌朝のしまなみ海道に備えて、ここで自転車を組み立てて準備しておきました。

ホテルで自転車を立てかけて保管できる場所
ホテルで自転車を立てかけて保管できる場所

窓からは、夕焼けに染まる尾道水道が見えました。

ホテルの窓から見た夕景
ホテルの窓から見た夕景

ホテルが用意してくれた、因島の八朔ゼリーもいただきました。おいしくいただきました。

ホテルでいただいた因島のはっさくゼリー
ホテルでいただいた因島のはっさくゼリー

まとめ

  • 千光寺山ロープウェイは、2026年10月時点で大人片道500円(往復700円)
  • 午後3時すぎでも、千光寺は観光客が多かった
  • 猫の細道には、人慣れした猫がたくさん。そっと見守ろう
  • 坂を下りる道沿いで、廃校になった校舎を見かけた
  • 尾道駅前のホテルは、自転車の持ち込みができて、サイクリストに便利

新高山城のスタンプ押印と、尾道の寄り道。お城だけでは出会えない景色を見られた、よい1日でした。翌日は、しまなみ海道へ向かいます。